もうね、お前ら喋るのヤメロと言いたいですわ。先日、「小川敏夫・元法相のカジノ反対論はいくらなんでも酷すぎる」というエントリをご紹介しましたが、某シンポジウムに登壇した小川氏がまたワケの判らん論を展開しており、正直ゲンナリしております。以下、当該シンポジウム主催者の「ギャンブル依存症問題を考える会」による実況ツイートから。



「公営競技はスポーツ性があるから許容されるべき、でもカジノは反対」とか、大口馬主として知られる小川氏ならではのポジショントークといいますか、完全に論理破綻しております。

あのね、確かに公営競技はスポーツですが、それが一方で行われている事業の持つ賭博性を低減するものではないでしょう。これは、統合型リゾートが観光施設だからといって、そこに内包されるカジノの賭博性を否定するものではないのと一緒。両者とも、それが何であれ一方で依存症という問題が起こりうるワケで、その対策が必要なのは同じです。

という、小川氏の競馬業界のポジショントークにゲンナリしていたところで、今度は内田樹氏ですよ。以下、朝日新聞からの転載。


(インタビュー)カジノで考える民主主義 思想家・武道家、内田樹さん
http://www.asahi.com/articles/DA3S11412485.html

――依存症は青少年や地域社会、治安への悪影響と並んで反対派、慎重派が最も懸念する点です。やはりカジノはやめたほうがいい、と。

 「僕は別に賭博をやめろというような青臭いことは言いません。ただ、なぜ人は賭博に時に破滅的にまで淫するのか、その人間の本性に対する省察が伴っていなければならないと思います。賭博欲は人間の抑止しがたい本性のひとつです。法的に抑圧すれば地下に潜るだけです。[…]

――カジノ法案は、政府内に管理委員会を置いて、不正や犯罪に厳しく対処するよう求めています。推進派の議員らは、十分な依存症対策も取る方針を明確にしています。それなら賛成できますか。

賛成できません。法案は賭博を『日の当たる場所』に持ち出そうとしている。パチンコが路地裏で景品を換金するのを『欺瞞(ぎまん)だ』という人がいるかもしれませんけれど、あれはあれで必要な儀礼なんです。そうすることで、パチンコで金を稼ぐのは『日の当たる場所』でできることではなく、やむをえず限定的に許容されているのだということを利用者たちにそのつど確認しているのです。競馬の出走表を使って高校生に確率論を教える先生はいない。そういうことは『何となくはばかられる』という常識が賭博の蔓延(まんえん)を抑制している。賭博はあくまでグレーゾーンに留め置くべきものであって、白昼堂々、市民が生業としてやるものじゃない。


「賭博をやめろというような青臭いことは言わない」、「法的に抑圧すれば地下に潜るだけ」と主張しながら、一方でカジノ法案は賭博を「日の当たる場所に持ち出そうとしている」から反対とか、もはや意味不明です。こんな論理破綻したトンデモ理論を、それなりに高い社会評価を受けている文化人が何で強弁しているのかな思うワケですが、よく考えたら内田樹氏って麻雀愛好家としてすごく有名なんですよね。


麻雀に還れ(内田樹研究室)
http://blog.tatsuru.com/2006/12/30_1205.php


あぁ、ナルホド。妙にパチンコとか引き合いに出して「賭博は路地裏でやるから良いんだ」みたいな論を必死で展開してると思ったら、麻雀が念頭にあるのね、と。。

…あのさ、小川敏夫氏も内田樹氏も、別に僕はアナタ方が競馬をやることも麻雀やることも否定はしないから、ポジショントーク故のムチャクチャなカジノ反対論を振りまくのは辞めてもらえませんかね。しかも、両人ともご本人が競馬、麻雀を愛好しているという事実を伏せたままという悪質さ。お二人ともこの辺で口を噤んで、それぞれご自分の「巣」にお帰りなさい。