産経新聞がカジノをめぐる首長のバトルを報じています。以下、産経新聞から転載。
論戦の口火を切ったのは、井戸兵庫県知事。大阪の進めるカジノ導入構想に対して、隣県の立場から「大阪以外の人の依存症や、裏社会の活動など負の影響が試算されていない」と苦言を呈します。依存症に関する懸念は非常に一般的なカジノ反対論ではありますが、一方で「裏社会の活動」を前面に押し出すあたりは、兵庫県の「お国柄」とでもいいましょうか。
それに対して、当然、橋下大阪市長は反論を繰り広げます。以下。同様に産経新聞から。
この橋下vs井戸のカジノをめぐる舌戦は、実は橋下氏が府知事時代にも行われたもの。当時、大阪のカジノ構想を関西広域連合全体で推進する共通施策へと昇格させようと目論む橋下氏に対して、広域連合の連合長たる井戸兵庫県知事が「カジノなど絶対にまかりならん」と大反対を繰り広げ、すったもんだの末に広域連合の施策としてはご破算となりました。
その結果、大阪は府市統合本部の中で大阪府・大阪市の共通施策として大阪カジノ構想を進めることになるわけですが、今回の舌戦は当時の再現とでもいいましょうか。。
しかし、井戸知事の主張する「隣県の依存症が考慮されていない」というカジノ反対論は一見筋が通っているように見えますが、一方で実は競馬においては大阪と兵庫の関係が逆転するワケでして。。1974年の春木競馬場の廃業以降、域内に競馬場を持たない大阪府内の競馬ファンは、兵庫県内の阪神競馬場、園田競馬場を主戦場としていることが多いのです。そのうち、特に園田競馬場に至っては、兵庫県自身が主催者(施行者)でありながら、同時に明らかに大阪からの需要を狙って大阪との県境に設置されており、大阪からしてみると「まずは己が競馬場を廃止してから文句を言え」といった向きもあります。
いずれにせよ橋下市長vs井戸知事は、特にカジノに関しては絶対に相容れませんから、このバトルが今後の大阪カジノ構想にどのように影響するのか/しないのか?是非、注目してゆきたいと思います。
カジノに異論「裏社会影響の試算ない」「大阪以外の人の依存症は」兵庫県知事
http://www.sankei.com/west/news/141014/wst1410140046-n1.html
兵庫県の井戸敏三知事は14日の記者会見で、国会で議論が進むカジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)整備推進法案について「地域振興のために手段を選ばないという姿勢そのものが、基本的に間違っている」と厳しく批判した。
論戦の口火を切ったのは、井戸兵庫県知事。大阪の進めるカジノ導入構想に対して、隣県の立場から「大阪以外の人の依存症や、裏社会の活動など負の影響が試算されていない」と苦言を呈します。依存症に関する懸念は非常に一般的なカジノ反対論ではありますが、一方で「裏社会の活動」を前面に押し出すあたりは、兵庫県の「お国柄」とでもいいましょうか。
それに対して、当然、橋下大阪市長は反論を繰り広げます。以下。同様に産経新聞から。
「パチンコどうする」橋下市長、カジノ批判の兵庫・井戸知事に反撃
http://www.sankei.com/west/news/141015/wst1410150029-n1.html
ギャンブル依存症の懸念などから兵庫県の井戸敏三知事がカジノを中心とした統合型リゾート施設(IR)の整備推進の動きを批判したことについて、大阪市内への誘致を目指す橋下徹市長(大阪維新の会代表)は15日、「カジノだけを排除したって、兵庫県のパチンコはどうするのかという話になってくる」と反論し、「大阪はしっかりと(誘致を)進める」と強調した。
この橋下vs井戸のカジノをめぐる舌戦は、実は橋下氏が府知事時代にも行われたもの。当時、大阪のカジノ構想を関西広域連合全体で推進する共通施策へと昇格させようと目論む橋下氏に対して、広域連合の連合長たる井戸兵庫県知事が「カジノなど絶対にまかりならん」と大反対を繰り広げ、すったもんだの末に広域連合の施策としてはご破算となりました。
その結果、大阪は府市統合本部の中で大阪府・大阪市の共通施策として大阪カジノ構想を進めることになるわけですが、今回の舌戦は当時の再現とでもいいましょうか。。
しかし、井戸知事の主張する「隣県の依存症が考慮されていない」というカジノ反対論は一見筋が通っているように見えますが、一方で実は競馬においては大阪と兵庫の関係が逆転するワケでして。。1974年の春木競馬場の廃業以降、域内に競馬場を持たない大阪府内の競馬ファンは、兵庫県内の阪神競馬場、園田競馬場を主戦場としていることが多いのです。そのうち、特に園田競馬場に至っては、兵庫県自身が主催者(施行者)でありながら、同時に明らかに大阪からの需要を狙って大阪との県境に設置されており、大阪からしてみると「まずは己が競馬場を廃止してから文句を言え」といった向きもあります。
いずれにせよ橋下市長vs井戸知事は、特にカジノに関しては絶対に相容れませんから、このバトルが今後の大阪カジノ構想にどのように影響するのか/しないのか?是非、注目してゆきたいと思います。