民主党に政権が変わって約2ヶ月。停滞していた国政でのカジノ論議がやっと動き出した感がある。 私もそれに関わるものとして、ここ2ヶ月で30~40の関係者(民間、地方、国政などあらゆる分野に関わる)に個別にお会いし、お話をさせて頂いて来たが、そこから得られた体感をここに記す。

様々な技術論は別にして、現在、日本カジノ合法化が前に進まない最大の原因は、すべての関係者が「人任せ」のスタンスにあることにある。 少なくとも私がお会いしてお話させて頂いた方々の間では、日本のカジノ合法化に対する期待は非常に高く、非常に前向きな方々が多い。それぞれが各分野で「ひとかど」の評価を受けている方々であり、「これほどの方々がいるのならば、すぐにでも合法化されるのではないか?」と思ってしまいがちであるが、一方で残念ながら誰しもがリスクを取りたくないためか「○○さんが××をやってくれなければ、私は△△できない」という主張があまりにも多い。

国政が動いてくれなければ、地方は○○できない
地方が動いてくれなければ、中央は○○できない
民間が動いてくれなければ、政治は○○できない
政治が動いてくれなければ、民間は○○できない
経済団体のようなところが動いてくれなければ、個別企業は○○できない
木曽さんのような人が動いてくれなければ、私は○○できない

各人がこの種の主張を繰り広げながら、堂々巡りを繰り返している。一方で、各々がカジノ合法化が進みだした際にはその主導権を握ろうと、お互いの情報収集に躍起になっているのが非常に滑稽でもある。これまでも我が国でカジノ合法化が進みそうなチャンスは幾度か存在した。それでなお、我が国のカジノ合法化が延々と達成されないのはおそらくこの堂々巡りが原因。誰かが一歩を踏み出さなければならないのだろう。

私はここ数ヶ月のヒアリングを通して一つの決意をした。それは、この業界における数少ない専門家として、これから「私が○○するから、日本でカジノが合法化される」と声高らかに宣言してゆくこと。私がこれを主張することで「○○が××をしてくれなければ…」と主張して、足踏みをしてしまっている「誰か」が前進し始めると信じているからである。

そういったポジティブなメッセージを皆様にお届けするために、このブログも立ち上げた。ということで、今後とも宜しくお願いいたします。