※2022年3月31日修正: 示談先より要請がありましたので、先方への配慮として各名称を伏字にしました。
GA株式会社代表であるA氏がtwitter上において当方・木曽崇を「経歴詐称」などとして名誉棄損していた事案に関しまして、同氏および同氏の経営する法人を相手取り2020年12月に東京地方裁判所へ損害賠償請求の訴えを起こさせて頂いておりましたが、この度、本件訴訟は裁判官提示の条件案に基づき示談という形で終結いたしました。諸々の事情により本件の経緯及び示談内容に関する言及は出来ませんが、当方にとってはおおむね満足ゆく結果となりました事をここにご報告申し上げます。なお、損害賠償請求の対象となった元投稿に関しましては、既にA氏によって削除が行われているようです。
当方・木曽崇に関するネット上での誹謗中傷に関しては、2011年あたりから散見されるようになり、その後もネット上に残る過去ログをなぞる形で断続的に拡散されてきたものです。但し、この当方に対する誹謗中傷がその他多くのネット上での誹謗中傷事案と異なるのは、本件がネット発のものではなく、リアル側で起こっていた誹謗中傷事案に端を発していた点にあります。
つい数年前、関連する議員の逮捕などがあった事に象徴されるように、私の所在する日本のカジノ業界は「高度に政治的な」業界であり、合法化前段階の黎明期から水面下で様々な闘争が行われてきました。そのような業界にあって、アメリカから帰ってきたという特殊性から比較的しがらみが少なく自由に発言してきた(できた)私ではありましたが、それら政治闘争から完全に無縁であり続けられるわけもなく、これまで業界内で様々なネガティブキャンペーンが行われてきたのが実態であります。特にそれが熾烈化したのは2010年頃のこと。この時期には私に関連する事実に基づかない醜聞がいくつものバージョンで登場し、怪文書的に業界内に流布されることもありました。当時、私が書いたブログ上の記事は今でも残されております。
【参考1】http://www.takashikiso.com/archives/3702638.html
【参考2】http://www.takashikiso.com/archives/4374492.html
上記リンク先の記事内では曖昧にしておりますが、当然ながらその様な誹謗中傷の発信元は判っていたのが実態。2011年には当時の私のメインクライアントとなっていた事業者様に、当方への名誉棄損となる悪評を持ち込み木曽との関係を切る様に迫った人物がおり、当該事業者様が非常に真面目にも同人物の氏名、所属および情報提供日時/場所、対応社員の氏名、情報提供の内容などを詳細に報告書として残していたこと(そして私の元に事実関係の照会にいらっしゃった)、および同人物が当時私と同テーマで研究を行い競合関係にあった某学術系研究所所属の研究者であったことから、偽計業務妨害での提訴直前まで行った事案もありました。しかし当時、私のメインクライアントとなっていた事業者様から「ことを荒立てたくない」とのご要請を頂き、最終的に法的措置が叶わなかったというのが実態であります。
(※但し、当該研究者は私に対する事案とは別のネット上での他者に対する投稿で刑事事件にまで発展し、数年後に逮捕される結果になりました。私以外に対しても日常的に同じような行為を行っていた人物だったのでしょう)
一方、ネット上で行われてきた誹謗中傷に関してですが、2010年当初リアル側で起こっていた誹謗中傷行為とほぼ同じ内容が流布されるようになり、それがコピー&ペーストされ、次第に尾ひれを付けられる形で様々な場所に記載されるようになりました。発生当初は削除請求の訴えを起こしたり、書き込み者の情報開示請求訴訟を起こしたりしていましたが、ネットの匿名性の高さや、訴訟の対象が海外に所在しており訴訟を起こすことが困難であるなど様々なハードルに阻まれ(今は当時よりもだいぶ訴訟環境が良くなりましたが)、業務上マイナスの影響があるのは判りつつも、長らくそれらを放置せざるを得ない状態になっていたのが実態であります。
一方、A氏はtwitter上で私のみならず彼自身が「目の敵」にする複数の個人や法人へのヘイトを拡散していることで有名でありますが、ご自身が実名でそれを行っていること及び、その行為に対する責任は背負うつもりがあるなどとの理由で「自身の活動は他の誹謗中傷とは一線を画すものである」と日頃から豪語している存在でありました。
A氏におかれましては、本件においてもご自身の宣言どおり、しっかりと法的な責任を負って頂けましたことをご報告申し上げると共に、私にとっては積年の問題に対して一定のピリオドを打てる良いキッカケをご提供頂きましたことに、ある意味で感謝申し上げたいと思います。当方・木曽崇に対するその他の名誉毀損に関しましては、引き続き熟慮の上、対応すべきには適切に対応して参る所存です。
以上
2022年03月29日
国際カジノ研究所 所長
木曽 崇
GA株式会社代表であるA氏がtwitter上において当方・木曽崇を「経歴詐称」などとして名誉棄損していた事案に関しまして、同氏および同氏の経営する法人を相手取り2020年12月に東京地方裁判所へ損害賠償請求の訴えを起こさせて頂いておりましたが、この度、本件訴訟は裁判官提示の条件案に基づき示談という形で終結いたしました。諸々の事情により本件の経緯及び示談内容に関する言及は出来ませんが、当方にとってはおおむね満足ゆく結果となりました事をここにご報告申し上げます。なお、損害賠償請求の対象となった元投稿に関しましては、既にA氏によって削除が行われているようです。
当方・木曽崇に関するネット上での誹謗中傷に関しては、2011年あたりから散見されるようになり、その後もネット上に残る過去ログをなぞる形で断続的に拡散されてきたものです。但し、この当方に対する誹謗中傷がその他多くのネット上での誹謗中傷事案と異なるのは、本件がネット発のものではなく、リアル側で起こっていた誹謗中傷事案に端を発していた点にあります。
つい数年前、関連する議員の逮捕などがあった事に象徴されるように、私の所在する日本のカジノ業界は「高度に政治的な」業界であり、合法化前段階の黎明期から水面下で様々な闘争が行われてきました。そのような業界にあって、アメリカから帰ってきたという特殊性から比較的しがらみが少なく自由に発言してきた(できた)私ではありましたが、それら政治闘争から完全に無縁であり続けられるわけもなく、これまで業界内で様々なネガティブキャンペーンが行われてきたのが実態であります。特にそれが熾烈化したのは2010年頃のこと。この時期には私に関連する事実に基づかない醜聞がいくつものバージョンで登場し、怪文書的に業界内に流布されることもありました。当時、私が書いたブログ上の記事は今でも残されております。
【参考1】http://www.takashikiso.com/archives/3702638.html
【参考2】http://www.takashikiso.com/archives/4374492.html
上記リンク先の記事内では曖昧にしておりますが、当然ながらその様な誹謗中傷の発信元は判っていたのが実態。2011年には当時の私のメインクライアントとなっていた事業者様に、当方への名誉棄損となる悪評を持ち込み木曽との関係を切る様に迫った人物がおり、当該事業者様が非常に真面目にも同人物の氏名、所属および情報提供日時/場所、対応社員の氏名、情報提供の内容などを詳細に報告書として残していたこと(そして私の元に事実関係の照会にいらっしゃった)、および同人物が当時私と同テーマで研究を行い競合関係にあった某学術系研究所所属の研究者であったことから、偽計業務妨害での提訴直前まで行った事案もありました。しかし当時、私のメインクライアントとなっていた事業者様から「ことを荒立てたくない」とのご要請を頂き、最終的に法的措置が叶わなかったというのが実態であります。
(※但し、当該研究者は私に対する事案とは別のネット上での他者に対する投稿で刑事事件にまで発展し、数年後に逮捕される結果になりました。私以外に対しても日常的に同じような行為を行っていた人物だったのでしょう)
一方、ネット上で行われてきた誹謗中傷に関してですが、2010年当初リアル側で起こっていた誹謗中傷行為とほぼ同じ内容が流布されるようになり、それがコピー&ペーストされ、次第に尾ひれを付けられる形で様々な場所に記載されるようになりました。発生当初は削除請求の訴えを起こしたり、書き込み者の情報開示請求訴訟を起こしたりしていましたが、ネットの匿名性の高さや、訴訟の対象が海外に所在しており訴訟を起こすことが困難であるなど様々なハードルに阻まれ(今は当時よりもだいぶ訴訟環境が良くなりましたが)、業務上マイナスの影響があるのは判りつつも、長らくそれらを放置せざるを得ない状態になっていたのが実態であります。
一方、A氏はtwitter上で私のみならず彼自身が「目の敵」にする複数の個人や法人へのヘイトを拡散していることで有名でありますが、ご自身が実名でそれを行っていること及び、その行為に対する責任は背負うつもりがあるなどとの理由で「自身の活動は他の誹謗中傷とは一線を画すものである」と日頃から豪語している存在でありました。
A氏におかれましては、本件においてもご自身の宣言どおり、しっかりと法的な責任を負って頂けましたことをご報告申し上げると共に、私にとっては積年の問題に対して一定のピリオドを打てる良いキッカケをご提供頂きましたことに、ある意味で感謝申し上げたいと思います。当方・木曽崇に対するその他の名誉毀損に関しましては、引き続き熟慮の上、対応すべきには適切に対応して参る所存です。
以上
2022年03月29日
国際カジノ研究所 所長
木曽 崇