さて、和歌山県によるIR開発事業者の選定入札ですが、以下の様な公示が行われました。以下、和歌山県公式サイトより。
「和歌山県特定複合観光施設設置運営事業」の事業者公募における参加資格審査書類の提出者について
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/020100/ir/IR.html提出者の名称(50音順、敬称略)クレアベストニームベンチャーズ株式会社サンシティグループホールディングスジャパン株式会社
3月30日に公募が始まっていた和歌山県のIR開発権入札。新型コロナが渦巻く中の公募開始にどれだけの事業者が付いてこれるのかが非常に不安な滑り出しでありましたが、何とか2社からの希望が集まり競争入札の形式は採れることとなりました。但し、和歌山県の開発にはここに名前の挙がってない事業者が他に2社ほど強い興味と関心を示していたので、それら事業者は今回の入札参加は見送ったということなります。
入札希望企業として残ったのが、クレアベスト社とサンシティ社の2社。クレアベスト社は、1987年に設立されたカナダに本社を置く投資グループ。現在、北米を中心に約1800億円の資金運用を行っており、約30のカジノ施設への投資を行っています。クレアベスト社は元々は昨年11月にIR導入見送りを発表していた北海道に強い関心を示していた企業の一つと言われていましたが、今回、和歌山県に鞍替えをしての開発権入札のチャレンジとなります。
一方、サンシティ社はマカオを中心に事業を行うカジノ関連企業グループで、マカオでVIPルームの運営を行うほか、ベトナム、カンボジアなどのカジノ開発に参画。今年2月にはフィリピン・マニアにおける700億円相当の統合型リゾート開発計画を発表しており、その勢いを拡大しています。
和歌山県はこれより、5月中旬に向けて各企業の参加資格審査を行いその結果を公表。資格を得た企業は8月末提出期限の提案書作成の準備を始め、11月中旬には開発優先権者の発表が行われます。但し、当初の計画では今年1月とされていた国側のIR整備計画基本方針の発表が秋元司議員に纏わるIR汚職事件によって延期。その後、同方針の発表は3月~4月に行われるとされていたが、今回のコロナ禍の発生によって更にそれが遅れている状況であり、現在のところ「変更なし」と発表されている国側のスケジュールがどの様に進行するのかは未だ不透明な状況であるとえます。
入札希望企業として残ったのが、クレアベスト社とサンシティ社の2社。クレアベスト社は、1987年に設立されたカナダに本社を置く投資グループ。現在、北米を中心に約1800億円の資金運用を行っており、約30のカジノ施設への投資を行っています。クレアベスト社は元々は昨年11月にIR導入見送りを発表していた北海道に強い関心を示していた企業の一つと言われていましたが、今回、和歌山県に鞍替えをしての開発権入札のチャレンジとなります。
一方、サンシティ社はマカオを中心に事業を行うカジノ関連企業グループで、マカオでVIPルームの運営を行うほか、ベトナム、カンボジアなどのカジノ開発に参画。今年2月にはフィリピン・マニアにおける700億円相当の統合型リゾート開発計画を発表しており、その勢いを拡大しています。
和歌山県はこれより、5月中旬に向けて各企業の参加資格審査を行いその結果を公表。資格を得た企業は8月末提出期限の提案書作成の準備を始め、11月中旬には開発優先権者の発表が行われます。但し、当初の計画では今年1月とされていた国側のIR整備計画基本方針の発表が秋元司議員に纏わるIR汚職事件によって延期。その後、同方針の発表は3月~4月に行われるとされていたが、今回のコロナ禍の発生によって更にそれが遅れている状況であり、現在のところ「変更なし」と発表されている国側のスケジュールがどの様に進行するのかは未だ不透明な状況であるとえます。