さて、既にお伝えしていた通りですが、横浜から正式にIR誘致の正式な意向表明がありました。以下、朝日新聞からの転載。
横浜がIR誘致、山下ふ頭がカジノ候補地 反発は必至
https://www.asahi.com/articles/ASM8Q44J3M8QULOB00D.html
長らく「誘致検討は白紙」とのスタンスをとってきた横浜市の林市長ですが、今年度後半の本格的な検討開始の為には9月から始まる市議会で補正予算を通さないワケにも行かず、ギリギリのところでの態度の表明となりました。林市長は前回選挙でそれまで堅持していた誘致意向を急に取り下げ、白紙撤回で再選。その後、長らくそのスタンスを維持してきたワケで、当然ながら「話が違う」との有権者からの誹りを受けるのは覚悟の上での豹変であるのでしょう。
IR誘致には、IR整備法第9条の規定により誘致主体となる都道府県等(政令市含む)の議会承認が必要となっています。行政だけが突っ走ったところでIR誘致は実現しないワケで、この9月から始まる横浜市議会での補正予算審議も含めて今後は議会での過半を巡る賛成/反対を巡る闘争に焦点が集まります。
一方で、この横浜市のIR誘致意向の正式表明の「煽り」を真正面から受けることになったのが、横浜よりもIR導入検討で先行していた大阪です。今回の横浜の発表と同時に複数の有力事業者が大阪からの撤退を表明しました。
米カジノ大手サンズ、大阪撤退=誘致表明の横浜に照準
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019082201142&g=int
米国カジノ大手のラスベガスサンズ社、マカオカジノ大手のメルコ社がそれぞれ横浜IR誘致へのコミットを発表。両事業者はかねてから大阪IRへの強い関心を示していた事業者であり、特にラスベガスサンズ社に至ってはこの5月のプレスカンファレンスで「日本では大阪のみがIRに適した場所」などと大阪への強いコミットを示してただけに、その変わり身の速さに大阪では大きな衝撃が走っておるわけです。
Osaka to be the best choice for IR location: Goldstein
https://agbrief.com/headline/lvs-rob-goldstein-believes-osaka-to-be-the-best-choice-for-ir-location/
ただ、実はこの様な脱・大阪シフトが近々発生するだろうということは私自身は既に5月の時点で予告をしていたワケです。以下、当時取材を受けた大阪毎日放送の「ミント!」からのいち場面。
今回のラスベガスサンズやメルコの変わり身は、まさに上記放送内で私が言ったところの「彼ら(各事業者)のメッセージの変化」であるわけです。
これまで世界で様々おこってきたカジノ運営権入札と各事業者の立ち振る舞いを見ると、この業界は「深謀遠慮」と「朝令暮改」が常。関東圏では横浜と同様に千葉が本格的なIR導入検討を進め始めていますし、未だ「眠れる獅子」東京が来年の知事選を控えてくすぶっている状況にあって、今回横浜に関心を示した事業者がこの先ずっと同じスタンスでいるとも限りませんが、少なくともこれまでのように大阪だけが突出して突っ走るというような状況では確実になくなって行くのは間違いないようです。
横浜がIR誘致、山下ふ頭がカジノ候補地 反発は必至
https://www.asahi.com/articles/ASM8Q44J3M8QULOB00D.html
長らく「誘致検討は白紙」とのスタンスをとってきた横浜市の林市長ですが、今年度後半の本格的な検討開始の為には9月から始まる市議会で補正予算を通さないワケにも行かず、ギリギリのところでの態度の表明となりました。林市長は前回選挙でそれまで堅持していた誘致意向を急に取り下げ、白紙撤回で再選。その後、長らくそのスタンスを維持してきたワケで、当然ながら「話が違う」との有権者からの誹りを受けるのは覚悟の上での豹変であるのでしょう。
IR誘致には、IR整備法第9条の規定により誘致主体となる都道府県等(政令市含む)の議会承認が必要となっています。行政だけが突っ走ったところでIR誘致は実現しないワケで、この9月から始まる横浜市議会での補正予算審議も含めて今後は議会での過半を巡る賛成/反対を巡る闘争に焦点が集まります。
一方で、この横浜市のIR誘致意向の正式表明の「煽り」を真正面から受けることになったのが、横浜よりもIR導入検討で先行していた大阪です。今回の横浜の発表と同時に複数の有力事業者が大阪からの撤退を表明しました。
米カジノ大手サンズ、大阪撤退=誘致表明の横浜に照準
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019082201142&g=int
横浜の統合型リゾート誘致の発表を受けてメルコがメッセージを表明
https://www.sankeibiz.jp/business/news/190822/prl1908221730154-n1.htm米国カジノ大手のラスベガスサンズ社、マカオカジノ大手のメルコ社がそれぞれ横浜IR誘致へのコミットを発表。両事業者はかねてから大阪IRへの強い関心を示していた事業者であり、特にラスベガスサンズ社に至ってはこの5月のプレスカンファレンスで「日本では大阪のみがIRに適した場所」などと大阪への強いコミットを示してただけに、その変わり身の速さに大阪では大きな衝撃が走っておるわけです。
Osaka to be the best choice for IR location: Goldstein
https://agbrief.com/headline/lvs-rob-goldstein-believes-osaka-to-be-the-best-choice-for-ir-location/
ただ、実はこの様な脱・大阪シフトが近々発生するだろうということは私自身は既に5月の時点で予告をしていたワケです。以下、当時取材を受けた大阪毎日放送の「ミント!」からのいち場面。
>「今まで多くの事業者は『大阪シフト』と言ってもいいような形で、大阪に視点をずっと置いてきていたんですね。ただ、ここに少し猶予ができるとなると、おそらく彼らはもう少し広く、関東圏に向かって視野を広げて来ざるを得ないと思います。…」(木曽崇さん) pic.twitter.com/lo0ujBKfXt
— 🍀みーーこ🍀 (๑• ㅂ• )و✧ (@ACEONE30977) 2019年5月31日
今回のラスベガスサンズやメルコの変わり身は、まさに上記放送内で私が言ったところの「彼ら(各事業者)のメッセージの変化」であるわけです。
これまで世界で様々おこってきたカジノ運営権入札と各事業者の立ち振る舞いを見ると、この業界は「深謀遠慮」と「朝令暮改」が常。関東圏では横浜と同様に千葉が本格的なIR導入検討を進め始めていますし、未だ「眠れる獅子」東京が来年の知事選を控えてくすぶっている状況にあって、今回横浜に関心を示した事業者がこの先ずっと同じスタンスでいるとも限りませんが、少なくともこれまでのように大阪だけが突出して突っ走るというような状況では確実になくなって行くのは間違いないようです。