もちろん、依存対策として有効なものはどんどん採用すればいいのですが、この論調を最近業界内でよく見かけるようになって本当に意味が判んないのです。
日本のカジノは法律によって、入場に際してマイナンバーカードを提示して個人確認を行うことが義務付けられています。現時点で国民の10%にしか普及していないカードを前提に特定商業施設の入退場管理を行うことに関しては、この案が出た当初から批判が大きかったのではありますが、
この様に説明がなされ、日本国民は毎回のカジノ入場ごとにマイナンバーカードの携帯が必要となり、それをチェックする法的義務を事業者が我が負うという形式になったのが実態。マイナンバーカードの提供する公的個人認証にカジノへの入場履歴が紐づけられ、一週間に3日以上、一か月間に10日以上の入場をおこなう者は、ゲートにて「入場お断り」される形式となります。
一方で冒頭にご紹介した通り、業界内ではそれに合わせて何故か最近「顔認証システムで依存症が認められる人の入場を止める」みたいは話がセットで出てくることが非常に多いわけでありますが、顔認証のシステムなぞが入退場になぜ必要なのか?そこが判んない。
繰り返しになりますが、全ての国民は全員がカジノ入場時にマイナンバーカードによる個人認証を受けるワケですから、その人物が依存者としてカジノ入場をお断りすべき対象かどうかは、入場回数履歴と同様に公的個人認証に紐づけを行って管理を行えば良い。なぜ「本人確認及び同一の者の入場回数を管理する手段としては最もすぐれている」と法的に認められたマイナンバーカードの存在を無視して、それとは全く別の認証の仕組みを導入する意味があるんですか?
この辺の業界内で広がる謎の論調はおそらく、国内の誰かがカジノでの顧客管理の一環として顔面認証技術が利用されている事例が多いということを広め、何となくそれが依存対策として有効だという「空気」が国内に広がってしまったために、事業者がそれに乗らざるを得ない状況になっているのだと思います。ただ、諸外国のカジノで顔認証技術が使われることが多いのは、日本のように入口での全入退場管理が義務付けられて「いない」国において、代替的な認証手段として利用されているのであって、より手間の多いゲートでのマイナンバーカード認証を行っている日本でそれを導入する意味はあまりないですよ。入退場ゲート以外の場所、例えばフロア内でそれぞれの顧客の導線を追いかけるなど、別の理由で認証を行う必要があるのならば、意味はありますけどね。
ということで、良く判らん事になってるなあという話でした。
依存症対策に万全期す=顔認証システム導入-米ハードロック幹部
https://trafficnews.jp/post/84144
ペリザーリ氏は「マイナンバーカードの提示を求め、顔認証システムで依存症が認められる人の入場を止める」と説明。また、遊技機に時間と投入金額を入力し、自己規制できる防止策も取るという。
日本のカジノは法律によって、入場に際してマイナンバーカードを提示して個人確認を行うことが義務付けられています。現時点で国民の10%にしか普及していないカードを前提に特定商業施設の入退場管理を行うことに関しては、この案が出た当初から批判が大きかったのではありますが、
マイナンバーカードは、氏名、住所、生年月日、顔写真が記載されているということ、それから、カードのICチップに格納されている電子証明書を用いた公的個人認証を活用しますと、特定の個人について一貫して最新の情報を確認できるということから、本人確認及び同一の者の入場回数を管理する手段としては最もすぐれている
( 政府参考人発言/衆 - 内閣委員会 平成30年05月30日)
この様に説明がなされ、日本国民は毎回のカジノ入場ごとにマイナンバーカードの携帯が必要となり、それをチェックする法的義務を事業者が我が負うという形式になったのが実態。マイナンバーカードの提供する公的個人認証にカジノへの入場履歴が紐づけられ、一週間に3日以上、一か月間に10日以上の入場をおこなう者は、ゲートにて「入場お断り」される形式となります。
一方で冒頭にご紹介した通り、業界内ではそれに合わせて何故か最近「顔認証システムで依存症が認められる人の入場を止める」みたいは話がセットで出てくることが非常に多いわけでありますが、顔認証のシステムなぞが入退場になぜ必要なのか?そこが判んない。
繰り返しになりますが、全ての国民は全員がカジノ入場時にマイナンバーカードによる個人認証を受けるワケですから、その人物が依存者としてカジノ入場をお断りすべき対象かどうかは、入場回数履歴と同様に公的個人認証に紐づけを行って管理を行えば良い。なぜ「本人確認及び同一の者の入場回数を管理する手段としては最もすぐれている」と法的に認められたマイナンバーカードの存在を無視して、それとは全く別の認証の仕組みを導入する意味があるんですか?
この辺の業界内で広がる謎の論調はおそらく、国内の誰かがカジノでの顧客管理の一環として顔面認証技術が利用されている事例が多いということを広め、何となくそれが依存対策として有効だという「空気」が国内に広がってしまったために、事業者がそれに乗らざるを得ない状況になっているのだと思います。ただ、諸外国のカジノで顔認証技術が使われることが多いのは、日本のように入口での全入退場管理が義務付けられて「いない」国において、代替的な認証手段として利用されているのであって、より手間の多いゲートでのマイナンバーカード認証を行っている日本でそれを導入する意味はあまりないですよ。入退場ゲート以外の場所、例えばフロア内でそれぞれの顧客の導線を追いかけるなど、別の理由で認証を行う必要があるのならば、意味はありますけどね。
ということで、良く判らん事になってるなあという話でした。